10日ぶりの更新ですね。お久し振りですお元気ですか。
そういえばさっき、川嶋教授には「二週間ぶりですね」と言われちゃいました。継続は力なりと申しますが、さしづめ今の私は力なく横たわる嬰児のような状態でしょうか。やる気出さなきゃなあ。
とうとう始まりましたチャンピオンズリーグ。トーナメント方式の決勝リーグは、最強と謳われた去年のバルサがあろうことか初戦で敗退を余儀なくされた、まさに鬼門中の鬼門。直前のベティス戦に勝ったとはいえ、その前のアトレティコ・マドリード、バレンシアと苦手どころに連敗を喫し、いよいよシャビの不在が響いてきたかと思わせる下り坂のバルサが、奇しくも昨年と同じ組み合わせでプレミア・リーグのチャンピオンと相まみえる構図であります。
ここのところの右FWレギュラーはメッシ。真ん中のエトーと左のガウショはいつものとおり。デコと組むシャビの代役は、ケガから復活してきたモッタ。中盤の底にエジミウソン、マルケスがプジョルとCBに入り、好調のオレゲールは右SBを受け持ちます。左SBはジオ。GKは不動の「脳味噌まで反射神経」ビクトール・バルデス。今日はポカやんなよぉ。
鬼ポゼッションのバルサと一発カウンターのチェルシー、構図は予想どおりです。ガウショとエトーはボールを持つたびに3人がかりで潰されて前を向けない焦れったい展開ですが、メッシだけは何故かするりと抜けていきます。対応するデル・オルノは見事なまでにチンチンにやられて見るも無残な有様。対するバルサも、気の利いた守備とカバーリング、機を見るに敏な上がりまでは素晴らしい出来のオレゲールが、どうしてもロッベンだけは止められずに再三ラインを突破されて、見ているこちらにたっぷりと冷や汗をかかせてくれます。すげえなあロッベン。今年のW杯のオランダ代表は楽しみでしょうがない。ユーロ2004のPK戦には涙したものだけど、それ以上のドラマがありそうな。
おっと話が逸れました。何度かの綱引きのあと、「それ」は起こるべくして起こりました。メッシの突破にチンチンにされたチェルシーDF陣が乱れ、デル・オルノが強烈なショルダー・アタックをメッシにかましてしまい、一発レッドで退場。チェルシーのホームなのに。まあ直前の膝上スパイクでもイエロー出しそびれた主審の罪滅ぼしでしょうか。これで11対10。俄然有利な状況になったところで前半終了。
後半戦、怒涛の攻めを見せるバルサを、一人少ないチェルシーが必死に守ります。時折見せるカウンター攻撃で、なんとその不利だったチェルシーが、セットプレイから得点。
正直、その瞬間に勝利を諦めている俺がいました。GKツェフの神がかったセーブが続いている今、バルサがここから2点も取れるとは思えない。何しろここはチェルシーのホーム、芋畑のようにぬかるんでほとんど芝がないひどいコンディション、パスサッカーを殺すためにこいつらはこんなことまでするのかって感じで呆れ果てていた訳ですが、そこまでやるからこそチェルシー、そこまでやるからこそモウリーニョなんだろうなあ。
と思ったら、おんなじようなセットプレイで、おんなじような点の取り方で、バルサが追いついたんですよ先生(誰だそれ)。カミさんが寝込んでいたもんで、子供2人と見ていた訳ですが(もちろん録画をね)、手ぇ取り合って大喜びしちゃったもん。ちなみに子供たちは父の影響を色濃く受け継いで、ほとんどの選手名を言えてしまうほどバルサに染まってます。ユニも持ってるし。
さて、このセットプレイの前に、ライカールトはチームを攻めに転じました。モッタに代えてラーション。前線で献身的に動き回る彼と、真ん中から左気味にポジションを移したエトー、そのすぐ後ろで隙をうかがうガウショ、さらにそのすぐ後ろでチームを操るデコ。メッシはドリブルでDFラインを切り裂きまくるし、もう俄然楽しくなってきたところで、最後尾から上がってきたマルケスの絶妙なクロスに、超人的な身体能力で飛び込んだエトーのヘディングがネットを揺らします。バルサ奇跡(俺にとっては、ですが)の勝ち越し!
終盤、何故かデコがイニエスタと交代させられましたが、とりあえずこともなく試合終了。いやあ素晴らしい試合です。アウェーゴール2倍方式だから、実質、4−1という状況。チェルシーに2点取られなければ、勝ち抜ける訳ですよ。ああ嬉しい。去年はあんまりにもさっさと負けてしまったんで、今年はしばらく楽しみたいなあ。今度はちゃんと朝起きて観るからさ。